リーフe+の中古は買いか|40kWh車との違いと選び方

中古車店に並ぶ5ドアハッチバックの電気自動車を写したe+中古の記事のアイキャッチ

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中古のリーフを探していて、『e+って書いてあるけど、普通のリーフと何が違うの?』と気になった方も多いはずです。値段の差を見ると、どちらを選ぶか迷いますよね。

結論から言うと、2代目リーフのe+はバッテリーが62kWhと大きい分、劣化が進んでも走れる距離に余裕が残りやすい中古です。遠出もするならe+、近所中心なら40kWh車でも足りることが多いです。

この記事を読めば、e+と40kWh車の違いを数字で比べて、自分に合う1台を選ぶ順番が分かります。

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目次

リーフe+とはどんなクルマ?

e+(イープラス)は、2代目リーフ(ZE1型)に2019年1月に追加された大容量バッテリーのモデルです。日産 リーフの2代目は2017年10月に40kWhで登場し、その後にe+が加わりました。

項目2代目 標準車2代目 e+
型式ZE1ZE1
登場2017年10月2019年1月追加
バッテリー総電力量40kWh62kWh
主なグレード名S・X・G などe+ X・e+ G など
航続距離基準標準車より長い

40kWhに対して62kWhなので、バッテリーの大きさは約1.55倍です。

先に結論

e+の一番の価値は、バッテリーが大きいことそのものです。中古で年数がたって容量が減っていても、40kWh車より余裕が残りやすいんです。

値段の差は、この余裕に払うお金だと考えると判断しやすくなります。

2代目のWLTCの航続距離は、この記事では確かめきれていないので数字を載せていません。e+は40kWh車より長く走れる、と押さえておけば十分です。

40kWh車とe+、中古で比べると何が違う?

中古のEVで一番気になるのはバッテリーの劣化ですよね。ここで、SOH(今の容量が新品の何%か)ごとに残る容量を計算してみました。

SOH40kWh車e+(62kWh)差
まるごと40.0kWh62.0kWh22.0kWh
90%36.0kWh55.8kWh19.8kWh
80%32.0kWh49.6kWh17.6kWh
70%28.0kWh43.4kWh15.4kWh

総電力量にSOHをかけた計算です。実際に使える量や走れる距離は、季節や走り方で変わります。

例えば、e+がSOH70%まで減っても43.4kWh残ります。これは、新品の40kWh車より多い計算なんです。

リーフe+と40kWh車のSOH別に残る容量を比べた図解

遠出するかどうかで選ぶ

『じゃあ、全員e+のほうがいいの?』と思うかもしれません。実はそうとも限りません。

毎日の買い物や通勤で、片道10〜20kmくらいしか走らないなら、40kWh車でも足りる方が多いはずです。e+の余裕が生きるのは、高速を使う遠出や、外で充電する回数を減らしたい時です。

例えばこんな使い方を考えてみてください。

「平日は駅までの送り迎えだけ。でも月に一度、実家まで高速で往復する」

この場合、平日は40kWh車で十分です。ただ、実家への往復で途中の充電を減らしたいなら、e+の余裕が効いてきます。

普段の距離より、一番長く走る日で選ぶと失敗しにくいんです。

e+が合いやすい人
  • 月に何度か高速で遠出する
  • 外の充電器を使う回数を減らしたい
  • 年式が古くても距離に余裕がほしい
  • 長く乗るつもりでいる
40kWh車で足りやすい人
  • 毎日の距離が短い
  • 自宅で毎晩充電できる
  • 車両の予算をできるだけ抑えたい
  • 数年だけ乗るつもりでいる

現行のB5(55kWh)とe+はどっちがいい?

ここは迷う方も多いところです。現行の3代目(ZE2型)のB5は55kWhなので、容量だけならe+の62kWhのほうが大きいんです。

比べるところ2代目 e+(中古)3代目 B5(新車)
バッテリー総電力量62kWh(年数で減っている)55kWh(新品)
SOH80%なら49.6kWh新品なので55kWh
車両価格年式と状態しだいB5 S 4,389,000円から
補助金中古は国のCEV補助金の対象外CEV補助金129万円(2026年度)
ボディ5ドアハッチバッククロスオーバー風の5ドアハッチバック

3代目の価格は消費税込・2026年9月時点です。B5 Sは補助金を引くと約309.9万円が目安になります。

中古のe+はSOHしだいで、新品のB5より容量が少ないこともあります。『安いe+と新車のB5、どっちが得?』と迷ったら、SOHと予算の両方で比べてみてください。

3代目の数字も知りたい方へ

3代目のWLTCはB5 Sが521km、B5 X・Gが469kmです(日産公式スペックシート2026年9月版)。新型と旧型の違いは新型と旧型の違いでまとめています。

Vセレクションやe+ Xなど、グレード名の見分け方

中古車の検索で「Vセレクション」「X Vセレクション」という名前を見かけた方もいるはずです。これは2代目のグレードの名前なんです。

2代目には、S・X・Gのほかに、e+ X・e+ G、Vセレクション、AUTECH、NISMOなどがありました。名前が似ているので、ここでつまずく方が多いんです。

e+かどうかは名前だけで決めない

型式は標準車もe+も同じZE1です。ですから、車検証の型式だけではe+かどうか見分けにくいんです。

例えばこんな会話になることがあります。

「この車、e+ですか?」
「グレード名だとXなので、40kWhの車ですね」

グレード名に「e+」が入っているか、販売店の装備表や書類で確かめておきましょう。年式の見分け方はリーフの歴代モデル一覧が参考になります。

e+かどうかを確かめるポイント
  • グレード名に「e+」が入っているかを見る
  • 販売店の書類でバッテリー容量が62kWhかを確かめる
  • 登録年が2019年以降かを確かめる
  • Vセレクションなど特別な名前の車は、装備の中身を販売店に聞く

Vセレクションの装備の中身は年式によって違うので、名前だけで判断しないようにしましょう。

『名前が長くてややこしい』と感じたら、まずはe+かどうか、次にX・Gどちらか、の順で見ていくと迷いにくいです。特別な名前は、最後に装備を確かめれば十分ですよ。

リーフe+の中古で確かめたいこと

ここが一番大事なところです。中古のEVは、エンジン車とは見るところが少し違うんです。

中古のe+を選ぶ順番
  1. 毎日の距離と、年に数回の遠出の距離を書き出す
  2. e+か40kWh車か、必要な容量を決める
  3. 候補の車のバッテリーの状態(SOH)を販売店に聞く
  4. メーターの容量の目盛りも見ておく
  5. 保証の残りと、点検の記録があるかを確かめる
  6. 試乗してエアコンを使った時の減り方を見る

バッテリーの状態は書類で確かめる

『走行距離が少なければ大丈夫?』と思う方もいるかもしれません。ただ、バッテリーの減り方は、走った距離だけでは決まりません。

急速充電の回数や、置かれていた場所の暑さ寒さでも変わります。走行距離と年式に加えて、バッテリーの状態を販売店に聞いておくと安心です。

SOHの見方と劣化の考え方はリーフのバッテリー劣化と寿命で詳しく見ています。

よくある失敗

「e+だから長く走れるはず」と思い込んで、バッテリーの状態を確かめずに買ってしまうことです。SOHが低ければ、e+でも40kWh車との差は小さくなります。

冬の距離も見込んでおく

寒い季節は暖房に電気を使うので、走れる距離が短くなります。冬にも毎日の距離が足りるかを考えておきましょう。

冬の落ち方はリーフは冬に弱い?で目安を出しています。

中古のリーフe+を選ぶ時に確かめる順番を示した図解

中古のe+の値段は何で決まる?

『同じe+なのに、なんでこんなに値段が違うの?』と感じた方もいますよね。中古のリーフの値段は、エンジン車とは少し違うところで差がつくんです。

値段に効くところ高くなりやすい安くなりやすい
バッテリーの状態SOHが高いSOHが低い
年式新しい古い
グレードe+ G など上位装備の少ないグレード
保証保証が残っている保証が切れている
走行距離少ない多い

具体的な金額は、時期と地域、在庫の数でかなり変わります。ここでは金額を決めつけず、どこを見れば値段の理由が分かるかを押さえておきましょう。

安い車には理由がある

相場より安いe+を見つけたら、まずバッテリーの状態を聞いてみてください。安さの理由がSOHの低さなら、e+の良さが薄れていることもあります。

リーフの中古が全体に安い理由は、リーフの中古が安い理由で詳しく見ています。値段だけで飛びつかず、理由を知ってから選ぶと後悔しにくいです。

充電の環境も先に決めておく

中古でも新車でも、自宅で充電できるかで使い勝手は大きく変わります。自宅の充電と外での充電の目安はリーフの充電時間と充電方法でまとめています。

中古のe+はどうやって探す?

条件が決まったら、在庫を絞って探す段階です。e+は40kWh車より台数が少ないので、条件を広めにしておくと見つけやすくなります。

例えば「2019年以降」「グレード名にe+」「保証付き」の3つに絞ってから、走行距離や色で選ぶと迷いにくいです。

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中古全体の選び方や狙い目の年式はリーフの中古車の選び方でまとめています。e+にこだわらず比べたい方は、先にこちらを見ておくのがおすすめです。

新車も候補に入れているなら、補助金と値引きを含めた支払額をリーフの値引き相場で確かめておくと、中古との比較がしやすくなります。

リーフに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

リーフへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

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納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

リーフe+のバッテリー容量はいくつですか?

62kWhです。2代目の標準車は40kWhなので、約1.55倍の大きさです。

e+と40kWh車は見た目で区別できますか?

型式はどちらもZE1なので、車検証の型式だけでは見分けにくいです。グレード名に「e+」が入っているかを、販売店の書類で確かめておきましょう。

Vセレクションはe+ですか?

Vセレクションは2代目のグレード名の1つで、名前だけではe+かどうか分かりません。バッテリー容量を販売店に確かめてください。

中古のe+と新車のB5、どちらが長く走れますか?

e+のSOHによります。SOH80%なら49.6kWhで、新品のB5の55kWhより少なくなる計算です。WLTCは世代で条件が違うので、容量とSOHで比べるのが分かりやすいです。

e+の中古は何年式から探せますか?

e+は2019年1月に追加されたモデルなので、2019年以降の車が対象です。それより前の2代目は40kWh車だと考えて探すと迷いません。

中古のe+に補助金は使えますか?

国のCEV補助金は新車が対象で、中古車は対象外です。補助金を使いたいなら3代目の新車も比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • e+は2代目リーフ(ZE1)に2019年1月に追加された62kWhのモデル
  • 40kWh車の約1.55倍の容量で、SOH70%でも43.4kWh残る計算
  • 型式は標準車と同じZE1なので、グレード名と書類で確かめる
  • Vセレクションは2代目のグレード名。e+かどうかは別に確かめる
  • 新品の3代目B5(55kWh)とは、SOHと補助金後の価格で比べる
リーフ買いたいドットコム

リーフ買いたいドットコム 編集部

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