リーフの中古車の選び方|狙い目の年式と走行距離

中古車店のショールームに置かれた電気自動車を写した中古車の選び方の記事のアイキャッチ

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リーフの中古車を見ていると、『こんなに安いけど大丈夫?』『どの年式を選べばいいの?』と迷いますよね。同じリーフでも、値段の幅がとても広いんです。

結論から言うと、中古のリーフは年式よりも「バッテリーの容量と状態」で選ぶのが一番の近道です。世代ごとに元の容量が違い、そこから何%減っているかで走れる距離が決まります。

この記事を読めば、自分の使い方に合う世代と、走行距離・バッテリーの見方が分かります。

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目次

リーフの中古は世代で何が違う?

日産 リーフは、2010年の初代から現行の3代目まで、バッテリーの大きさが何度も変わってきました。中古で選ぶ時は、まずここを押さえておきましょう。

世代型式登場バッテリー総電力量
初代ZE02010年12月24kWh
初代(改良後)AZE02012年11月(2015年11月に30kWh追加)24kWh/30kWh
2代目ZE12017年10月40kWh
2代目 e+ZE12019年1月追加62kWh
3代目(現行)ZE22025年発表55kWh(B5)/78kWh(B7)

中古で多く出回っているのは、2代目のZE1と初代のAZE0です。

先に結論

同じ「リーフ」でも、元のバッテリーが24kWhの車と62kWhの車では、まったく別のクルマだと考えてください。予算と走る距離から、まず世代を決めるのが近道です。

世代ごとの見分け方はリーフの歴代モデル一覧で詳しくまとめています。

中古のリーフは何kWh残っている?

中古のEVで一番気になるのは、バッテリーがどれくらい減っているかですよね。ここで、SOH(今の容量が新品の何%か)ごとに残る容量を計算してみました。

元の容量SOH90%SOH80%SOH70%
24kWh(初代)21.6kWh19.2kWh16.8kWh
30kWh(初代)27.0kWh24.0kWh21.0kWh
40kWh(2代目)36.0kWh32.0kWh28.0kWh
62kWh(2代目 e+)55.8kWh49.6kWh43.4kWh

総電力量にSOHをかけた計算です。実際に走れる距離は、季節や走り方でさらに変わります。

例えば、初代24kWhの車がSOH80%なら19.2kWhです。2代目40kWhの車なら、SOH70%まで減っても28.0kWh残る計算なんです。

リーフの世代別にSOHごとに残るバッテリー容量を比べた図解

安い初代は「近所専用」と割り切る

『初代なら安く買えるし、それでいいかな』と思う方もいるかもしれません。

初代は元の容量が小さく、年数もたっています。毎日の距離が短い2台目のクルマとして使うなら選択肢になりますが、遠出もこなす1台目には向きにくいです。

初代(ZE0・AZE0)が合いやすい人
  • 片道数kmの買い物や送迎がほとんど
  • 自宅で毎晩充電できる
  • 遠出は別のクルマで行ける
初代で困りやすい人
  • 高速で遠出することがある
  • 外の充電器に頼ることが多い
  • 寒い地域で冬も毎日使う

狙い目の年式はどこ?

ここが一番知りたいところですよね。使い方ごとに、狙い目を表にしてみました。

使い方狙い目の世代理由
近所の買い物・送迎だけ初代 AZE0(30kWh)か2代目 ZE1予算を抑えやすい
毎日の通勤+たまの遠出2代目 ZE1(40kWh)容量と予算のバランスがよい
遠出が多い・長く乗りたい2代目 e+(62kWh)劣化しても余裕が残りやすい
新しい装備がほしい3代目 ZE2中古はまだ少ないので新車も比べる

迷ったら、2代目のZE1から見てみるのがおすすめです。40kWhあれば、SOHが多少減っても普段使いに困る方は少ないはずです。

e+の詳しい選び方は2代目リーフe+の中古は買いかで、40kWh車との違いとあわせて見られます。

3代目の中古はまだ少ない

現行の3代目は、B7が2026年1月から、B5が2026年3月から納車が始まったばかりです。中古の台数はまだほとんど無いと考えておきましょう。

3代目が気になるなら、新車の価格も比べてみてください。B5 Sは438万9,000円(消費税込・2026年9月時点)で、国のCEV補助金129万円(2026年度)を引くと約309.9万円が目安です。

補助金は新車が対象

国のCEV補助金は新車に出るもので、中古車は対象外です。中古と新車を比べる時は、新車は補助金を引いた額で見ておきましょう。

走行距離はどこまでなら大丈夫?

『走行距離が少ない車を選べば安心?』と思う方は多いはずです。ただ、EVはここが少し違うんです。

走行距離だけでは決まらない

バッテリーの減り方は、走った距離だけで決まるものではありません。急速充電をどれくらい使っていたかや、暑い場所に置かれていたかでも変わります。

例えばこんな会話になることもあります。

「走行距離が少ないから、バッテリーもきれいですよね?」
「距離は少ないですが、年数がたっているので容量は少し減っていますね」

ですから、走行距離は「目安の1つ」として見て、バッテリーの状態とセットで判断するのが確かです。

エンジン車より気にしなくていいところ

一方で、EVにはエンジンオイルの交換がありません。エンジンまわりの消耗を気にしなくていいのは、中古のEVの良いところです。

その分、見るべきなのはバッテリー、タイヤ、ブレーキ、足まわりです。

実は、回生ブレーキを使う分、ブレーキの減りがゆるやかなことも多いんです。とはいえ年数がたった車は、点検記録で交換の時期を見ておくと安心ですよ。

よくある失敗

「走行距離が少ない=お買い得」と決めて、バッテリーの状態を聞かずに買ってしまうことです。値段の差は、走行距離よりバッテリーの状態で説明できることが多いんです。

バッテリーの状態はどう確かめる?

ここが中古のリーフ選びで一番大事なところです。

中古のリーフを確かめる順番
  1. 世代と元のバッテリー容量を確かめる
  2. 販売店にバッテリーの状態(SOH)を聞く
  3. メーターの容量の目盛りも見ておく
  4. 保証の残りと点検の記録があるかを確かめる
  5. 試乗してエアコンを使った時の減り方を見る
  6. 自宅の駐車場で充電できるかを確かめる

SOHの見方や、何%なら何年乗れるかの考え方はリーフのバッテリー劣化と寿命で詳しく見ています。

冬の距離も見込んでおく

寒い季節は暖房に電気を使うので、走れる距離が短くなります。中古で容量が減っている車ほど、冬の影響は大きく感じやすいです。

寒い地域の方は、リーフは冬に弱い?で冬の落ち方を確かめてから選んでみてください。

中古のリーフを選ぶ時に確かめる順番を示した図解

認定中古車を選ぶメリットは?

『日産の認定中古車と、普通の中古車店、どっちがいいの?』という声もよく聞きます。

メーカー系の販売店の認定中古車は、点検や保証が付いていることが多いのが安心材料です。EVの状態を見慣れた整備の人に、バッテリーのことを聞きやすいのも大きいです。

認定中古車でも確かめたいこと
  • 保証の期間と、バッテリーが保証に含まれるかを聞く
  • バッテリーの状態を書類で見せてもらえるかを聞く
  • 点検の記録が残っているかを見る
  • 充電ケーブルなどの付属品がそろっているかを見る

保証の中身は販売店や車によって違います。名前だけで安心せず、書類で確かめておきましょう。

中古が安い理由も知っておく

リーフの中古は、ほかのクルマに比べて安く見えることがあります。バッテリーの劣化が値段に響きやすいことなどが理由です。

くわしくはリーフの中古が安い理由で見ています。安さの理由が分かると、どこを確かめればいいかもはっきりします。

中古で買う前に決めておきたい充電と維持費

ここは見落とされがちなところです。中古のリーフは車両が安くても、充電の場所が決まっていないと使いにくさが残るんです。

自宅で充電できるか

自宅で充電できると、毎晩つないでおくだけで朝には走り出せます。容量の小さい世代ほど、この差は大きく感じます。

『マンションだから無理かも』という方は、近くの急速充電器の場所と出力を先に調べておきましょう。自宅に充電設備を付ける方法は自宅で充電するにはでまとめています。

毎年かかるお金

中古でも、毎年かかるお金は新車とほとんど同じ項目です。

項目中古のリーフでの考え方
自動車税(種別割)EVは年25,000円(1,000cc以下と同じ区分)
エンジンオイル交換不要
電気代自宅充電か外の急速充電かで変わる
タイヤ・ブレーキ車の状態しだいで交換が近いこともある
任意保険年齢や等級で変わる

自動車税の軽減は新車登録の翌年度などが対象で、中古で買った時期によっては当てはまりません。年間の内訳はリーフの維持費でまとめて出しています。

タイヤの溝も見ておく

EVは車重が重めで、タイヤの減り方が気になることがあります。買う前に溝の残りを見て、交換が近いなら値段に含めて考えておきましょう。

中古のリーフはどうやって探す?

世代と条件が決まったら、在庫を絞って探す段階です。『どこから探せばいいか分からない』という方は、先に条件を3つに絞っておくと楽になります。

例えば「2代目以降」「保証付き」「バッテリーの状態が分かる」の3つです。そこから走行距離や色で選ぶと、比べやすくなります。

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リーフに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

リーフへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

中古のリーフで狙い目の年式はいつですか?

普段使いと遠出の両方なら、2017年10月以降の2代目(40kWh)が見やすいです。遠出が多いなら、2019年1月に追加されたe+(62kWh)も候補になります。

走行距離が多いリーフは避けたほうがいいですか?

走行距離だけでは判断しにくいです。バッテリーの状態と保証の残りをセットで見て決めてみてください。

日産の認定中古車は何が良いのですか?

点検や保証が付いていることが多く、バッテリーの状態を聞きやすいのが良いところです。保証の中身は車ごとに違うので、書類で確かめておきましょう。

初代のリーフは買っても大丈夫ですか?

元の容量が24kWhか30kWhと小さいので、近所の買い物や送迎が中心なら選択肢になります。遠出もするなら、2代目以降を比べてみてください。

中古のリーフに補助金は出ますか?

国のCEV補助金は新車が対象で、中古車は対象外です。新車と比べる時は、補助金を引いた後の額で見るのがおすすめです。

中古のリーフの自動車税はいくらですか?

EVの自動車税(種別割)は年25,000円です。新車向けの軽減は、中古で買った時期によっては当てはまらないので、販売店で確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 中古のリーフは年式より「元の容量とSOH」で選ぶ
  • 元の容量は初代24・30kWh、2代目40kWh、e+ 62kWh
  • 普段使いと遠出の両方なら2代目(40kWh)、遠出が多いならe+が狙い目
  • 走行距離は目安の1つ。バッテリーの状態とセットで見る
  • 認定中古車でも保証の中身は書類で確かめる
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リーフ買いたいドットコム 編集部

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